軽井沢キャンプクレスト北軽井沢）インプレッション

北軽井沢方面のキャンプは２回目になる。

暑さを逃れるために、再び高原の避暑地を選んだ。

“軽井沢キャンプクレスト”

利用したのは、２０１０年８月２０日から２２日の２泊３日。
ちょうど都市部では残暑が厳しく、今年２度目の３５℃を越す猛暑日が続くことになった。


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関越道の碓氷軽井沢ICを降りて軽井沢方面へ向かう。
国道１８号を経由して、国道１４６号線を走るとキャンプ場に到着する。

毎度毎度だが、最近はカーナビゲーションでほぼピンポイントで目的地まで連れて行ってくれるので、道順の説明は不要になってきた・・・



それでも、ちょっとだけ・・・

国道１４６号を嬬恋方面に走らせる。
北軽井沢の交差点を過ぎ、２ｋｍほど走るとキャンプ場の案内看板が出てくる。

“クリオフィールド”というキャンプ場から非常に近い場所に“キャンプクレスト”はある。
案内看板は並んであるので、目立ってわかりやすいと思う。


案内看板の案内どおりに車を進めると、国道１４６号線から２００ｍほど走ると、まず“クリオフィールド”の入口にあたる。そこからさらに先の方へ車を走らせる。
約１ｋｍほど走ると、今回利用した“キャンプクレスト”に到着する。





キャンプ場周辺は、高原野菜の畑が広がる中にある。
天候に恵まれれば、浅間山も綺麗に望むこともできる。


キャンプ場は、綺麗な芝の高原サイトで、その芝は見事に手入れされていて、まるで緑のジュウタンのごとくだ。


ひとつひとつのサイトの区画も比較的広く確保されていて余裕をもった設営ができるだろう。
オーナー兼管理人さん曰く、ハイシーズン以外は１つおきにサイトをつかってもらうとのことだ。
今回利用したときも、両隣は空けてくれていた。このおかげで圧迫感はまったく感じられなかった。




通常のチェックインは１４：００と、個人的には遅いと感じるチェックイン時間だ。
でも、時間はある程度融通が利く。
もちろん、ハイシーズンの混み合う時期は難しいだろうが、ピーク時を除けばアーリーチェックインは可能だ。

チェックイン時間の２時間ほど前に到着したのだが、快くチェックインさせてもらえた。



料金は、サイト使用料￥４，８００で普通の料金だと思う。
これに、入場料として大人￥５００、こども￥３００が掛かる。

今回はぼくとモモの２人だったので、￥５，６００となる。２泊目はサイト使用料だけだ。

これが安いのか高いのか・・・

最近、料金の評価に対しては少々難しくなってきた・・・

キャンプをするエリアによって、そのエリアの相場というものがあるようで、関東エリアからの避暑地と呼ばれるエリアの料金は、他のエリアと比較して高目の設定になっているようだ。





ただ、高めの設定になっているとはいっても、このキャンプ場の景観や芝生の状態の良さ、アリーチェックインが無料だったことを考えると、けっして高いという感覚にはならない。




高原サイト以外にも林間サイトが設けられている。
サイト自体は高原サイトに比べて狭いつくりになっている。
また、地面には芝がないが、真夏の暑い時期は林間サイトを選択するのもよいかともう。


個人的には、これだけ芝が綺麗に管理されていると、多少暑くても高原サイトを利用してしまいたくなってしまう。
個人的なオススメはやはり、この芝サイトになる。


カート式の芝刈り機が、サイトの芝を綺麗にしている秘密兵器だ。
オーナー自ら運転して芝を刈っている姿も確認した。



キャンプ場自体には風呂は存在しないが、キャンプ場に隣接した場所に温泉施設“絹糸の湯”がある。
歩いていける範囲にあるので、昼真からビールを飲んだとしても安心して温泉に行くことができる。
このキャンプ場を利用していれば割引も受けられるので、キャンプ場の温泉として考えても差し支えはないだろう。

ただし、割引があるとはいえ、料金は若干高い感じは否めない。
通常の利用料金は、　大人１０００円、子供６００円になる。割引後は、大人８００円、子供４００円になる。

内風呂と露天風呂があり、とても気持ちが良いので満足はするだろう。



キャンプ場自体にあるの入浴設備はシャワー設備だ。

今回のインプレッションで悩むところは、温泉は近くにあるので温泉付きのキャンプ場と評価するのか、隣接は隣接、別のものと判断するかだ。

あえて別と判断して話しをすすめたいと思う。


シャワーとトイレは同じ建物の表裏に設置されている。
建物ののつくりから、見た目からあまり綺麗には映らないだろう。


しかし、トイレやシャワーは綺麗にされていた。
特別に綺麗ではないが、不潔にされているわけではない。標準的なレベルと考えて良いと思う。

また、オーナーから聞いた話しだが、トイレ・シャワー棟を建て替えようかと思案されている。
まだ決定ではないようだが・・・



こども用の遊具も、ジャングルジム、らせんすべりだい、ターザンロープと、最低限のものが設備されている。
２泊３日キャンプ場を利用し、モモもここで友達を作り一緒に遊んでいた。
コレだけの設備で十分なのだろう。

また、周辺は行楽地も多いため、このキャンプ場をベースに出かけられる家族も多いのではないかと思う。



ゴミに関しては、分別完全処分ができる。



ちょっと変わった設備としては、“大型照明”だ。
管理棟側から、キャンプサイトの方へ夜になると照らされる。
非常に明るくなるが、これを良しとしないキャンパーも多くいることだろう。

ただし、遊具設備のある場所まで明るくなるので、こども達が遊んでいても確認できる。
この点、親としては安心して遊ばせることができると思う。

消灯が２２時なので、それまで明るい。明るい分こども達も消灯ギリギリまで走り回っている。
これは誰にも止められないだろう・・・

２２時前にオーナーさんが各サイトを、
「消灯で暗くなるので、ランタンの準備だけしておいてください」
と知らせて回っておられた。

ここでの消灯は、大型照明の消灯。あとは、静かにサイトのランタンで過ごすことになる。




（＊評点に関しては、あくまで主観的判断によるものです。また、評価基準は個人的に作成したものです）


総評として、非常に点数的に高評価になった。 個人的な理由としては、芝サイトで広く区画されていて、高原の景観も良いということがポイントを高くした。 夜間の照明の賛否は分かれるところだが、ファミリーキャンプとして考えるならば、これは良いと判断したい。なんといっても安心してこどもを遊ばせることができる。 サバイバル的なワイルドキャンプを望むなら不向きなキャンプ場になるだろう。 まぁ、場所がらからそういったキャンパーは来ないかもしれないが・・・


夜、個人的にオーナーご夫妻ともお話しができ、キャンプ場に対するお話しも伺うことができた。 このキャンプ場はファミリーで来て、周辺の行楽スポットを楽しんだり、キャンプ場でのんびりしたり、自然の中でBBQや食事を楽しんだりといった、ファミリー嗜好のコンセプトで経営されているのだと感じた。 キャンプにも様々な方法や目的、楽しみ方はあるが、このキャンプ場はファミリー向けの滞在型キャンプ場のような印象が強く残った。 営業期間は１１月最初の連休までを予定しているとのことだが、それまでにもう一度訪ねてみたいキャンプ場の１つだ。


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＜やっぱり涼しい～高原キャンプ！(100820-0822)レポート＞

タグ：雑記 キャンプ キャンプ場インプレ

コメント 7

トイレがきれいと、落ち着きますね。
判断の基準になります。^^;
by ソニックマイヅル (2010-09-07 07:01) 

ソニックマイヅルさん！
家族で行くにはトイレはとか水回りは重要な判断基準になります‼
とくに女性は、キャンプが好きになるか嫌いになるかの分岐点にもなると思います(^^;
by ヒデぽん (2010-09-07 12:12) 

こんにちは！

芝サイトが心地よさそうですねぇ。
確かにファミにはなかなか良い感じです。
お隣のクリオフィールドと似てるかも。

生ビール・・・最高！（笑）
大型照明・・・いまいちかなぁ。

しかし毎回ヒデぽんさんの詳細レポには
感心します！
私なんか・・・大雑把な雰囲気レポなので（爆）
by しゅんさん (2010-09-07 13:13) 

しゅんさん！
クリオフィールドと似てますか？
クリオフィールドとこのキャンプ場と迷ったのですが、最終的に、歩いて温泉施設が使えることが引き金になりました。
クリオフィールドからも、多くのキャンパーさんが温泉に車で来られてました（＾＾）

ちょっとソロとか夜の暗がりを楽しみたいというキャンプには向きませんね（＾＾；
ファミリーの滞在型です。それはそれで良いと思ってます。
by ヒデぽん (2010-09-07 21:31) 

やはり避暑地は金額が高いんですね～
でも芝が綺麗で気持ちよさそうですね。
温泉が近くにあるのはいいですね。
秋になればまた雰囲気が変わるんでしょうね～
by yossi- (2010-09-08 00:06) 

yossi-さん！
九州から関西に移ったときは関西エリアが高くかんじましたが、関東はさらに高く感じます。
とくに、リゾートエリア付近のキャンプ場は高い価格設定になってます・・・
その中で満足するキャンプ場を探すのは、けっこうしんどいですね（＾＾；
by ヒデぽん (2010-09-09 20:29) 

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