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オプティマス 1550G整備(Optimus)Ⅱ [ランタン・ストーブ]

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家に居てもなかなかランタンの整備ができなくて、思い切ってキャンプに行った先で整備をすることにしました。

整備というより、愛機の“Optimus 1550G”のパーツの交換になります。

不良箇所は、ヴァポライザー部分にあたる場所で、ヴァポライザーアッパー(上部)が熱変形を起こし曲がって燃料がうまく噴射せずに不完全燃焼を起こしていました。
今回は、この部分の部品交換をします。
これに伴って、ヴァポライザーアッパー(上部)、コンダクティングロッド、ニードル、ニップルなどのパーツ交換も派生します。

結局、ヴァボライザー部分のパーツ交換や整備をするには、ほとんどのパーツはばらさなければなりません。
画像は、ヴァポライザー部分を、すでに外した状態です。



*このblog掲載の整備は個人的責任においておこなっており、他者に推奨するものではございません。あくまで趣味の範ちゅうにおいてパーツをはずし、組み立てをおこなっているものを、参考程度に掲載させていただきましたので、ご了承願います。また、画像撮影も趣味の範ちゅうでおこなっております。したがって、わかりづらい内容や、正しくない場合もございますので、これについてもご了承願います。 また、同系型のランタンを、このblog記事同様に整備される場合は、整備される方の自己責任においておこなう様お願い申し上げます。*
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新しいニードルとコンダクティングロッド。


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この2つのパーツを結合しておきます。
ニードルの先端の針の部分を曲げないように注意が必要です。


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新品のヴァポライザー上部と下部も結合し、ニードルを取り付けたコンダクティングロッドを、結合したヴァポライザーの下穴から中に通します。(画像なし)


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コンプリート状態のヴァポラーザーをタンクに結合します。

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タンクとヴァポライザーの結合部、ヴァポライザー上部と下部の結合部を、しっかり締めます。ここがしっかり締まっていないと、エアー漏れと燃料漏れが発生するので注意が必要です。


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ヴァポライザーのリング部を上からタンク覗いてみて、タンクの中心がリング中央に見える位置に調整して締めます。


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新品のニップルです。
整備しているランタンは、オプティマス1550Gですが、取り替えた新品パーツは、すべてペトロマックス用のパーツを使用しました。


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ニップルをヴァポライザー先端に取り付けます。
ニードル先端を曲げないように注意注意!!


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はずしてあったバルブも取り付けます。

コンプリート状態のヴァポライザーを、タンクに結合する前にバルブを取り付けておくか、結合後にバルブを取り付けるか・・・・


正直、どっちでもよいと思いますが、ヴァポライザーをタンクに結合する際、締め付けるときにバルブが邪魔になるので、ぼくは後からつける場合が多いです。


細かくいえば、ヴァポライザーも下部パーツを先にタンクに取り付けてから、コンダクティングロッドを差し込み、その後からヴァポライザー上部パーツを取り付ける方法もあります。
単純に、ヴァポライザー上部パーツのみの取り替えであれば、この方法で良いと思います。




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フレームを結合する位置にセットし・・・


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プレートをフレームの中、定位置に置きます。



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結合用ボルトを中心に差し込み、あとはきっちり締めるだけです。



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今回、ポンプパーツも取り替えました。

もともとのオプティマス用のポンプが劣化して使用できず、ペトロマックス用の物を取り付けてました。
しかし、ポンピングがわずらわしいので、自転車用のポンプが使用できるパーツ(ペトロマックス用)に交換しました。



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グラスを入れればランタンの基台の整備は終了です。



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今回はチムニー部分の整備はしないので、そのままノズルにマントルを取り付けて、点灯の準備をします。

整備はしないとはいえ、ガスチャンバーとノズルの締り具合は確認した方が良いです。
ガスチャンバーやノズルは、何度か使用していくうちに、緩んで脱落してしまうものなので、締り具合の確認は必要不可欠です。
ぼくは、毎回この点検は行ってから点灯させてます。



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トップをかぶせてから・・・・



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エアーを吸入(ポンピング)


新しくマントルを取り替えたあとは、エアーを多く入れないほうが良いでしょう。
メモリはあくまで目安にしている自分は、具体的な数字で語ることができません。


よく聞く話では、メモリ1から2の中間くらいとか、中間より少し2に近いくらい(1.7~1.8)とかですが、ぼくの場合、マントルの強度の弱い “アンカーマントル”を使用しているので、限りなく1に近いところでエアー吸入を止めてます。

使用するマントルによって違ってくるかもしれないので、この辺は独自の方法があるのかと思います。


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センタープレートに燃料用アルコールを注入し点火・・・


ちなみにプレヒートは、夏場の場合、センタープレートのカップ一杯分のアルコールで行い、冬場は2回行ってます。


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バルブをゆっくり開いていきます。

前述したように、マントルは“アンカー品”を使ってます。非常に安いのですが、強度は弱いものなので、バルブを一気に開くと吹っ飛んでしまう可能性があるので、非常にゆっくりバルブを開きます。

その後、明るさが増して、ちょうど良くなるまでポンピングを追加(加圧)します。
個人的には、けっこうな圧をかけてますが、ランタンの耐久性を考えるとお勧めできません。



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しばらく灯を入れて放置して、どこからも燃料漏れやエアー漏れの心配がなくなれば完成です。



忙しさにかまけて自宅でしなかったパーツ交換をキャンプ場でおこないました。



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コメント 5

yossi-

復活してよかったですね~
237もあれから順調ですよ~
そろそろ新しいのが欲しくなってきたな~
by yossi- (2011-08-19 21:49) 

たけ

お久しぶりです。これはついていけないです。プロですねー。
by たけ (2011-08-20 00:17) 

ヒデぽん

yossi-さん!
オプティマス1550Gなのに、パーツ関係はペトロマックスのものがほとんどです(^^;
ぼくも、新しいランタンがほしいです。もちろん、灯油ランタンで・・・

by ヒデぽん (2011-08-20 11:25) 

ヒデぽん

たけさん!
すみません・・・(^^;
ちょっと、マニアックな部分ですね(^^;
by ヒデぽん (2011-08-20 11:39) 

AustEt

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